薄毛の原因

「正しい湯シャンの方法」を知ってハゲを効果的に改善しよう!

「正しい湯シャンの方法」を知ってハゲを効果的に改善しよう!

ハゲに効くシャンプーはないのかなとお悩みではないですか?実はハゲを防止するためには、シャンプーを使わない「湯シャン」が効果的かもしれません。

湯シャンは、芸能人や有名人にも実践している人がいると話題になったり、インターネット上で実践・報告をされている人がいたりと、注目を集めています。「やってみたいけれど、実際に湯シャンはどうなんだろう?」と、興味を持ちながらも、やったことはないという方も多いようです。

そこで今回は、そもそも「湯シャン」はハゲに向いているのかと正しい手順とやり方について詳しくお話していきます。本当に「湯シャン」が向いているのかを見極めて、自分にとって最適なシャンプーの方法を吟味していきましょう。

湯シャンとは

「湯シャン」とは、名前の通りお湯で頭を洗う方法のことです。シャンプー(shampoo)には「頭を洗う行為」という意味があるため、そこからとっているようです。湯シャンは、お湯のみで洗髪をする方法のことで、シャンプーやリンス等を一切使用しません。髪の毛や頭皮をお湯だけで洗っていき、経済的であるといった声から、髪質が良くなったなどの声も聞かれています。

湯シャンには4つの効果がある!?

湯シャンの効果として、これまでシャンプーなどによって落とし過ぎていた皮脂が適度に残され、皮脂のバランスが適切になり、頭皮の持つ本来のバリア機能が保たれるといったことなどが挙げられています。そのため、下記の4つの効果があると言われています。

  1. 髪の毛のボリュームアップ
  2. 抜け毛の減少
  3. 頭皮のべたつき減少
  4. 頭皮が健康的な白さになる

効果を出すための2つの注意点

湯シャンによる4つの効果を出すためには気をつけるべき2つのポイントがあります。気をつけるべきポイントを順番にご説明していきます。

1.シャンプーの使用により頭皮に必要な脂まで取り除かれる

洗髪でシャンプーを使用することで、場合によっては、頭皮に必要な皮脂まで除去しすぎてしまうことがあります。皮脂を取り除く効果の強すぎるシャンプーの使用や、洗髪のし過ぎなどによって、皮脂を落とし過ぎてしまうということです。

皮脂には、皮膚を守って弱酸性に保ち、常在菌のバランスをとるなどの働きがあるため、頭皮にも適度に有るべきものなのです。汚れだけではなく、頭皮に必要な皮脂まで落とし過ぎてしまうことは、頭皮のトラブルにつながります。

2.脂の取り除きすぎは逆に皮脂を過剰に分泌することにつながる

頭皮にも適度に必要な皮脂ですが、この皮脂が、強いシャンプーの使用や洗いすぎなどによって過度に落とされてしまうと、頭皮から皮脂の分泌が多くなります。乾燥から頭皮を守るために、皮脂の分泌が盛んになるのです。

そのため、シャンプーで洗髪をしてスッキリしたつもりが、かえってベタつきを招くということにもつながります。さらに、過剰に分泌された皮脂が酸化したり、皮脂をエサとする常在菌が繁殖したりして、頭の臭いが気になってくる場合もあります。

強いシャンプーの使用を重ねているうちに、頭皮の正常なサイクルに乱れを起こすことがあります。こうした頭皮のトラブルや乾燥は、抜け毛の原因になってしまいます。シャンプーを使わないことで、洗髪の際に皮脂を落とし過ぎることがなくなり、過剰に皮脂が分泌されることを防ぐことができます。

ハゲを予防する効果はない?

それでは、気になる湯シャンとハゲの関係について見ていきましょう。男性型脱毛症(AGA)では、遺伝や男性ホルモンが主な原因となっていると言われており、湯シャンをすることによってハゲの進行を止めたり、防止したりするような、治療効果があるわけではありません。しかし、頭皮の環境を良好に保つことは大切です。

シャンプーによる頭皮トラブルをさけ、頭皮環境を整えることができる

適量の皮脂は、頭皮のバリア機能を保ち、良好な頭皮環境のために必要なものです。シャンプーなどでこの皮脂が過度に落とされてしまうと、頭皮のバリア機能の低下を招き、皮膚の炎症などによって抜け毛が増えてしまう原因にもなります。

また、過度に皮脂を落とすことによって、かえって過剰な皮脂の分泌を招くことも、抜け毛を増やすことにつながります。シャンプーを使わない湯シャンによって、こうした皮脂の落とし過ぎによる頭皮のトラブルを避け、抜け毛のトラブルを減らすことができると言われています。頭皮環境を整える側面から、湯シャンは、抜け毛やハゲに悩んでいる人にも向いていると言えます。

頭皮への必要以上の刺激を防止する

一般的な市販のシャンプーは、洗浄力の強すぎる合成界面活性剤や、添加物等の刺激の多い製品が多くなっています。合成化学成分は、頭皮への刺激となることがあり、体質などによっては、使用を継続することで皮膚の炎症を起こす場合もあります。

シャンプーのすすぎ残しによる皮脂のつまりと雑菌繁殖を防止する

こうしたシャンプーは、すすぎが不足して頭皮に残ってしまうと、毛穴への皮脂詰まりや雑菌の繁殖を招くこともあります。シャンプーを使わない湯シャンは、シャンプーが頭皮に残ることで起こるトラブルを、避けることができます。

使用に向いていない人も

湯シャンには、頭皮環境を整える効果を期待できますが、中には湯シャンが向いていない人もいます。次に、湯シャンをおすすめできない人について、具体的にお話していきましょう。

ワックスを使用している人

髪の毛のスタイリングに、ワックスなどの整髪料を使用している場合には、湯シャンは向いていません。湯シャンのみでは、十分にワックス(汚れ)を落とすことができず、汚れが残っている頭皮では、頭皮環境が悪化し、トラブルの原因となります。ワックスなどの整髪料を日常的に使用する人や、使った日などは、湯シャンだけの洗髪はおすすめできません。

オイリーな体質の人

頭皮の皮脂分泌が過剰で皮脂量が多い人(オイリーな体質の人など)は、湯シャンでは十分に皮脂を落とすことができず、皮膚炎やフケ、臭いやかゆみなどのトラブルを招くことにつながります。湯シャンに向いているのは、乾燥肌の人です。

頭皮を触ると、手指にベタッと皮脂が付いてくるようなオイリー体質の人は、湯シャンは避ける方が無難です。オイリーな体質の人が無理な湯シャンを継続し、過剰な皮脂が落としきれずに残り続けていると、頭皮トラブルを招く原因になってしまいます。適度に皮脂を落としてくれる(適度の皮脂を残す)、自分に合ったシャンプーを使用することがおすすめとなります。

脂性フケが多い人

オイリー体質で皮脂が多く、脂性のフケが多い人では、湯シャンは向いていません。脂性フケが多く、塊となって発生している場合には、皮脂をエサにするマラセチア菌が異常に繁殖していることも考えられます。マラセチア菌は、エサである皮脂が多いと増殖してしまうため、適切に皮脂を洗い落とす必要があり、湯シャンでは洗浄力が不足してしまうことがあるのです。

湯シャンの正しい4つの手順

1.ブラッシング

①静電気の少ないブラシで

一般的なプラスチック製のブラシなどは、静電気の発生などによって、髪の毛が傷んでしまうこともあります。プラスチックのブラシでも、静電気の発生を抑える加工が施されているものや、天然素材製品など、頭皮や髪の毛にやさしいとされるブラシを使用することがおすすめです。

②髪の毛を濡らす前にブラッシングを

髪の毛を濡らす前に、あらかじめブラッシングをして髪の毛のもつれをほどきます。ブラッシングには、ある程度のホコリや汚れを浮かして取り除いておく役割がありますので、丁寧に行いましょう。

③ブラッシングはやさしく

絡まっている髪の毛を無理やり強く梳いていくと、髪の毛が傷んでしまいます。また、ブラッシングで力を入れ過ぎると、頭皮への刺激となってしまうため、髪の毛の量や長さに合わせ、やさしく適度にブラッシングしましょう。

2.湯船の入り方

①頭皮の毛穴が開いて洗浄効果がアップ

洗髪前に湯船に浸かることで、カラダが温まり、頭皮の毛穴が開くことで、この後の湯シャンの洗浄効果がアップします。

②湯船の中に頭皮を浸けて洗うとより効果的

湯シャンを実践している人の中には、湯船の中で仰向けになり、頭皮全体ををお湯に浸ける(顔だけ出す)スタイルで、じっくりと湯シャンをしてから、最後にシャワーで洗い流すという人もいます。髪の毛が絡まりにくく、流水量を気にせずに行える、じっくりと皮脂を落とせるといったメリットがありますが、家族の中で一番最後に入浴するなど、工夫も必要なようです。

3.洗い方

①湯温:ぬるま湯で

お湯のみの洗髪でも、80%程度の汚れや皮脂を落とすことができると言われています。そのため、湯シャンでも皮脂を落とし過ぎないようにするために、少なくとも40度以下、できれば35度前後のぬるま湯での湯シャンがすすめられています。

②指の腹でマッサージ:5分程度

頭皮をごしごしと強く刺激しすぎるのは、頭皮のトラブルや抜け毛を招き、逆効果となってしまいます。爪を立てないように注意しながら、指の腹でやさしくマッサージをしていきましょう。髪の毛の長さや量に合わせて、3~5分程度を目安に湯シャンをします。

4.乾かし方

①タオルドライ

ドライヤーを使用する前にタオルドライをし、ある程度の水分を取り除きます。タオルドライでは、タオルで頭皮や髪の毛をごしごしと強くこすらないように気をつけましょう。タオルを頭皮に押し当てるように水分を吸い取り、髪の毛同士をこすり合さないように、ポンポンとやさしく水分を除去します。

②ドライヤー

雑菌の繁殖を防ぐためにも、適度にドライヤーを使用することが必要となります。頭皮や髪の毛にドライヤーを近づけすぎないように気をつけながら、髪の毛を小分けにして風を入れていきます。ドライヤーで完全に乾かそうとすると、乾かし過ぎで頭皮や髪の毛の乾燥を招いてしまいますので、8分目程度の乾燥を目安に乾かしていきましょう。最後は冷風で、キューティクルを引き締めるように仕上げます。

まとめ

今回は、気になっている人も多い「湯シャン」についてお話してきました。湯シャンには、シャンプーで皮脂を落とし過ぎたことによるトラブルを改善し、頭皮環境を整える効果を期待することができます。

ただ、どのような人にも湯シャンが適しているということではありません。湯シャンに向いているのは、ワックスなどの整髪料を使用していず、乾燥肌の人です。正しい湯シャンの方法や、髪の乾かし方についてもお話ししましたので、実践するときにはぜひ、参考にしてみてくださいね。